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Blog カラーリング&黒染め: 2011年4月アーカイブ

黒染めの後のカラー②



今日はなんと、この黒染めブログを見て頂いて新規でご来店頂いた大学生のゲストがいらっし

いました。

なんか、地味に嬉しいですねconfident 嘘です!かなり嬉しいですhappy02

さぁ、今回はその黒染めをしてしまって、明るくしてほしいとの事。希望は9LV位のマット系

ブラウン。

前回のブログを見てきて頂いてるので、カウンセリングでは既に黒染め後のカラーをご理解頂

いてるので話が早い!笑

このゲストは、美容室で3ヶ月前に黒染めをされたそうなので、やはりすごく分かりやすいから
施術もしやすい♪

髪質は細め、黒染め前のアンダーはもともと12LV位の明るさだったらしく、黒染めも

既にこげ茶くらいにとれていた状態を見て、これは、ブリーチ無しでもイケルと判断!

まずはストランドチェックと言って、髪の毛の内側1cmの表面に見えない部分をとって、明る

くなるか、カラー剤でテスト。

やはり、10分で、抜けてきている。

そこで、まずは黒染めした部分からカラースタート。当然ブリーチは無し!

基本1回の大成功より、出来るだけ大失敗しない方法と

なるべくダメージをさせない施術でやります。


もしお家で黒染めから、明るくカラーをするときは、必ず黒染めした部分から染めて下さいね。(ちゃんと塗り分けしないと逆プリンになります)

黒染め部分が、抜けてきたら、それに新生毛部分を合わせて染めます。

黒染め部分は当然ながら抜けが遅いので、普通より少し時間かかりますので

こまめにチェックが大事ですね。

黒染めから明るくするカラーを美容室でする場合も、通常よりも時間がかかりますので、

時間に余裕をもって行かれる事をおススメします。


ゲストの喜んで頂いた笑顔を 見るとやりがいありますねhappy02


今後、髪の毛は相当ダメージになりやすいのでトリートメントなど、ご自宅でも

ケアしてくださいね♪

締めに、今回はこのようなSランクの施術はある程度の信頼関係が大事です。

今回のゲストの成功は稀なケースとなる事があります。みんながみんな成功するとは限りません。

まずは、みなさんの信頼してる、もしくは信頼できる美容師さんに相談するのが1番です。

くれぐれもご自分でやるときは気をつけて下さい。

黒染め後のカラー①

今日は前回の続きで、ご利用は計画的に♪


黒染めしたけど、どうしても明るくしたい!でも、美容室行くのもめんどくさいから、自分で染めて失敗してしまったweepって人も全然多いんじゃないですか?

少なくとも自分もそういうタイプの人間で、高校生の頃はよく自分でやって美容師さんを困らせているお客さんでした。

そこで何故黒染め後のカラーは失敗しやすいのか?






答えは簡単。黒染めした後カラーをして明るい色に染めるという技術自

体、プロの美容師でも難しくカラーにおける

超Sランクな技術だからです。


では、何故難しいか?
そもそも、カラーの仕組みと言うものがあります。

①カラー(酸化染毛剤)は、元の髪の毛のメラニンを壊して、希望の色味となる色素を髪の内部に入れ込んで、酸化しながら発色します。
つまり、地毛を明るくしながら、色を入れるってことですね。
②ブリーチ(脱色剤)は、①と違い、色素は入れずに、髪のメラニンを壊し脱色し続ける。つまり、金髪や、シルバーとかにする物ってことです。

で、基本的に人工的に黒に染めてる色素、つまり黒染めは、黒の色を作る色素(ちなみに黒という色素は最初から無い)は、からなる色の③原色(プライマリーカラー)の色素が大量に、ぶち込んでる状態な訳です。

こんな状態になっていると、カラーで明るくと言うのはまず不可能に近い。
つまり、色素を壊すパワーが弱いんで、黒染めした部分が染まらず、黒染めしていないところだけが染まり、簡単にムラカラーの完成になる訳です。

また、黒染めして、1年くらい経っていたとしても、黒染めの色素はまだそのまま残ってることが多く、明るくなったとしてもすごくしつこいやつで、赤っぽくなったり、希望の明るさより暗く仕上がる事があったりします。

では、ブリーチは?ってなりますが、大体の方は分かると思いますが、
髪の毛が、人形の毛に近づきます.


 
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今日の1曲♪
















ご利用は計画的に♪

そこで、まずは分かりやすく黒染めを失敗しない方法を書きます。

①そもそも黒染めをしない
②しょうがなくする時、黒染めををホームカラーでしない。
③美容室で黒に近いカラーリングをする。(黒染めにしてたい期間にもよります

A

①する必要ないならやらない方が全てにおいて良し。
②何故ホームカラーはだめか?
家で素人が染める訳ですから、必ずムラになります。また、必要な放置時間以上置いたり、
くし等での必要以上のコーミング等でダメージになり、染料が濃すぎるため、青黒くなったりして、次明るくしたい時に、最悪ブリーチや、かなりの時間を使うので髪のダメージは計り知れません。
また、美容室で黒染めしてないので、髪の毛のどこからが黒染めした部分で、どこからが新生毛かが分からず、これもまた明るくする時にムラになる原因です。←美容師的に特にこれが1番厄介です。

③美容室でのカラーのメリットは、
a 極力髪のダメージを抑えられる。
b どこから、黒染めしたか分かりやすいため、いろいろ明るくする為の計算がしやすい。
cしっかりカウンセリングするので、(LALAでは)どれくらいの期間黒色でいるか聞いて、
例えば1、2ヶ月程度だと、黒に近いカラーをしておくと、徐々に自然褪色するので、次回明るくしたい時にまだ、施術しやすい。

ほとんどのお客様はこんな(1、2ヶ月)スパンの感じの方が多いです。
これはお客様にとっても、美容師、美容室側にとってもWIN,WINの関係になれますね。

黒染めを計画中の方は美容師さんにしっかりカウンセリングしてもらってくださいね。



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